1991年に解散後、復活希望の声が鳴り止まないフリッパーズ・ギターを色々な角度から掘り下げていきます。
プロフィール
- グループ名 フリッパーズ・ギター
- 活動期間 1987年~1991年
- カテゴリー ユニット
現在。小山田圭吾と小沢健二は何してる?解散理由は?「恋とマシンガン」の誕生秘話は?
1991年に解散後、再結成をしようという動きは全くありません。解散理由については諸説ありすぎで、どれが正しいのかは正直不明です。一般的に言われている説は小沢と小山田が付き合ってて渡辺満里奈が引裂いたという話。これも本人達は何も言及していないためファンが作り上げた噂というレベルのものです。
その他解散理由として記事に残っている物は、当時恋人だったカヒミカリィが二人は精神的に双子みたいなところがあり、テレパシーが通じなくなったと言う事を語っていました。しかしながら、小沢のインタビューなどを総合すると、活動して行くうちに自分達だけで音楽が出来なくなって解散に至ったと言うのが本当の理由のような気がしています。
つまり、ブレイクして注目を浴びると作品に対して色々な人が口を挟んできて、ある意味ではアーティスト本位に活動が出来なくなったのが、真実という感覚です。どちらから共無く空気みたいな物で解散を決めたという物かもしれません。
さてここからはフリッパーズ・ギターのメンバーは現在どの様な活動をしているかについて書いて行きます。
小山田圭吾
フリッパーズ・ギター解散後、レーベルを立ち上げ250タイトルをリリースしましたが、現在は終了しています。ソロProjectコーネリアスを立ち上げて音楽活動をスタートさせています。
その他にも楽曲提供やプロデュース、サポートミュージシャンとして活動を継続しています。最近ではソロProjectだったコーネリアスをCornelius groupとしてバンド形態での活動を継続しています。
昨年は海外フェスにも出演し、日本のフェスにも出演予定でしたが台風のため中止、2020年もライブを開催する予定でしたが、コロナウイルスの影響で中止と言う事でライブパフォーマンスは最近色々な外的要因に作用されて上手くいっていません。
小沢健二
フリッパーズ・ギター解散後は、1993年からソロ活動を開始。ダウンタウンが司会を務めていた音楽番組、HEY HEY HEYにて小沢健二さんのキャラクターと家族構成が注目され、その後音楽以外のところで注目される事が多くなりました。
その後ライブ活動とテレビ出演をしていましたが、テレビへの出演は16年間行っていませんでした。2014年『笑っていいとも』に出演しましたが、若かりし頃とあまり風貌が変化しておらず周囲を驚きに包まれSNSでも盛り上がりました。
現在も音楽活動を継続しており2018年にシングル『アルペジオ』、2019年にアルバム『So kakkoii 宇宙』をリリースしています。今年もツアーを予定していましたが、コロナウイルスの影響でライブも遅延されているようです。
ここからは、フリッパーズ・ギターの楽曲「恋とマシンガン」について書いて行きます。「恋とマシンガン」の実際の作詞・作曲者はDouble K.O. Corp.となっていますが、実際の作曲は小沢健二さんでした。
この曲はセカンドシングルで、TBSドラマ「予備校ブギ」の主題歌として起用されて、大ヒットしました。発売は1990年ではありますが、2015年に『あさチャン!』のテーマソングにも起用されているので、世代を超えて知られる名曲となりました。
まとめ
伝説のグループとなりましたね。既に二人は再結成については否定的でほぼあり得ないという状態のようです。そのため楽曲を聴いて当時を懐かしむと言う事しか出来ない状態のようです。
まあ、周囲が音楽活動について口を差し挟んで本人達が思うような活動が出来ない状況に陥ったと言う事らしいので、ここは一気に売り抜こうというムードと本人達の音楽に向き合う姿勢が反比例したと言う事だと感じてしまいます。
当時は今ほどアーティストが個人で発信できる土壌がなくて、デビューするにはメジャーなレコード会社に入りデビューすることが超王道とされていたため、才能があってもデビュー出来ない人も沢山いました。
現在は動画共有サイト出身のアーティストなどもいるので、今だったらフリッパーズ・ギターの活動が相当面白く出来たような気がします。