現在の日本ロックの土台を作ったと言っても過言では無い存在のひとつザ・プライベーツを様々な角度から掘り下げて行きます。
プロフィール
- バンド名 ザ・プライベーツ
- 活動開始年 1983年
- カテゴリー ロックバンド
- メンバー 以下に参照
現在。メンバーは何してる?「SHERRY」「Maybe Tomorrow」の誕生秘話は?
ザ・プライベーツはバンド活動を継続しています。活動の舞台をインディーズに移したためあまりプロモーションが出来なくなったことは確かですが、活動は順調に進んでいるようです。
新作は配信限定で2014年に『キッスをもう一度』と『ONEMORETIME』をリリースしました。また、2018年だけでも既にライブを4回開催しておりライブバンドという形になりますね。ではメンバーは今何をしているのかについて書いて行きます。
ボーカル ギター 延原達治 1963年10月26日生まれ 岡山県出身
幼い頃から芸能界に身を置いて、子役として活動していた時期もありました。息子はOKAMOTO‘Sのドラマーオカモトレイジ、ソロライブもこなす結成当時からのメンバーです。
ギター 手塚稔 1965年8月29日生まれ 神奈川県出身
生え抜きメンバーの一人で、タレント女優YOUの元夫であり、バンド以外の活動は行っていない様子です。
ベース 高橋達哉 1963年7月21日 東京都出身
こちらもバンド以外の活動を行っていないようです。
ドラム 森原光司 1963年9月5日 鳥取県出身
こちらもバンド活動以外は行っていないようです。
続いてはザ・プライベーツの楽曲「SHERRY」「Maybe Tomorrow」について書いて行きます。
SHELLYについては一口で言うのならラブソングであり、作詞 延原達治 作曲延原達治手塚稔リリース日は1990年3月7日、アニメバットマンのエンディングテーマソングとして起用されています。
歌の内容は、ラブソングであり主人公は仕事もしない駄目な男だけど、いつも優しくしてくれたSHELLYという相手が悩んで泣いているから悩みを聞こうかと言う歌であり、相手に対して恋愛感情を持っているように取ることも出来る内容となっている
なぜアニメのエンディングテーマソングとなったのかというと、恐らくCRIMINALFIGHTERが同じアニメのオープニングソングとして使われていたのでカップリングのSHELLYもアニメのエンディングテーマソングになった可能性があります。
1990年代はタイアップありきの作品リリースが当たり前でしたので、ザ・プライベーツもその潮流に乗っかってリリースしたのかもしれませんね。Maybetomorrowについてはザ・プライベーツのファーストアルバムREAL TIME BLUESに収録されているナンバーです。作詞 延原達治 作曲延原達治手塚稔アップテンポなナンバーであり、夢を抱えて別の場所へ行く友達や恋人に向けた歌であり、聴きやすいポップスに仕上がっている印象を得ました。
現在はパンクロックを目指しているようですが、この当時はロックと言っても少しポップス要素が強い曲だったと感じてしまいます。レコード会社の戦略もあってこういったサウンドになった可能性があります。
まとめ
今回ザ・プライベーツを掘り下げてきましたが、やはり制作が自由に出来るインディーズの方へと活躍の舞台を移していく意味がわかるような気がしますね。メジャーのレコード会社だとタイアップがどうのこうの、とか色々と制約がある中で作品をリリースしないとなりません。
インディーズの場合は、自分で動いていかなければならない事は確かです。メジャーの場合は戦略会議があってどうやって売っていくか等決め打ちしていきます。その上売れないと契約を切られてしまいます。
インディーズは自分たちでリリース計画を立てて、リリースしていく形になります。しかしプロモーションが出来ない等メジャーと比べると厳しい活動を強いられることになります。
また、一度インディーズに墜ちてもメジャーに帰って行くアーティストもいます。
ザ・プライベーツも再びメジャーに戻る可能性もないとは言えません。