アイドル活動をした後、作詞家に転身。現在も活動を続けている高橋美枝さんを色々な角度から掘り下げて行きます。
プロフィール
- 氏名 高橋美枝(作詞時のペンネーム 風堂美起 )
- 生年月日 1968年5月27日
- 出身地 神奈川県 横浜市
- カテゴリー アイドル、作詞家
- 活動開始 1983年
現在の活動。結婚してる?「ひとりぼっちは嫌い」「ピンクの鞄」「Oh! 多夢」の誕生秘話は?
現在の活動は、作詞家として活動しておりペンネームは風堂美起となっています。試しにUta-Tenと言うサイトで何曲ぐらいあるのか?と思い検索してみると、8曲がヒットしました。
いつ頃まで活動していたのか?と思いましたが現時点では1990年の楠瀬誠志郎さんの楽曲「1時間遅れの僕の天使」が最新です。当分表舞台には出ていないですね。
現在、どこの事務所に所属しているのかなどは解りませんでした。今後どこかのタイミングで明らかになる可能性はあります。結婚しているのかについては調べてみましたが解りませんでした。
こちらも今後どこかのメディアの取材を受けることでプライベートな部分が明らかになる可能性があります。ここからは高橋美枝さんの楽曲「ひとりぼっちは嫌い」「ピンクの鞄」「Oh! 多夢」について書いて行きます。
「ひとりぼっちは嫌い」作詞、松本隆、作曲、松尾一彦のコンビで製作されました。デビュー曲に当たります。歌を聞いた第一印象は『上手い!!』でした。
デビュー曲というと、楽曲を上手く乗りこなせないまま歌って居る物の方が多いのですが、この曲に至ってはそのような事は無く、むしろもう既に何年か歌手活動をしている人の歌なのかなと感じました。
相手のことが好きなのに意地をはってしまった女の子の歌に仕上がっています。歌詞の中に汽車という単語が出て来ます。時代の流れを感じてしまいますね、今なら新幹線が出てくると思いますが、新幹線だと遠いというイメージがわきません。
早く会いたい人の所に着いてしまうので、それでは効率的ではある物の歌の歌詞としては情緒がなくなってしまいますね。それを考えると作詞家の言葉の発想力は凄いと思います。さて、売上については具体的なセールスデータはありません。
しかしオリコンで120位と、惨敗という言葉が当てはまるスタートとなりました。リリース日は1983年11月21日、1984年の賞レースに参加しましたが賞は、獲得することは出来ませんでした。
「ピンクの鞄」は、「ひとりぼっちは嫌い」との両A面シングルでした。作詞、松本隆、作曲、細野晴臣のコンビで製作されました。グリコのお菓子『ファンシーキャル』のCMソングでした。
しかしながら、『ファンシーキャル』は途中で発売中止。市場には出回りましたが、中止の理由についても検索すると具体的な事は出て来ません。明かせない不祥事があったのではないかと考えることが出来ます。
CMは制作されて放送されたのですから、どうにか発売中止を避ける事は出来なかったのか?思います。そうすれば高橋美枝さんの知名度上昇とレコード売上に幾何か貢献できた可能性はありました。
歌詞の中身は明るくフラれたから、彼が要る都会に居たくないと旅に出たいと女の子の歌に仕上がっています。メディアミックスが成功していればな、トホホという感じですね。本人は悪く無いのに思い通りに進まないまさにそういう状態だったのでしょう。
「Oh! 多夢」は、作詞・伊藤アキラ、作曲、小坂明子のコンビで製作されました。タイトルの「Oh! 多夢」と秋を意味するオータムが掛っていると言う遊び心とダジャレ感が上手く絡み合っています。
歌詞の内容は秋は悲しいなんて誰が決めたのかと言うことを定義し、青空さえあれば青春が出来ると歌詞に書き秋=寂しいという定説は嘘だと世の中に投げかける歌に仕上がっています。
アレンジが松田聖子の夏の扉に似ていると感じますが、楽曲とボーカルがとても良いマッチングが出来ているので、この曲も何故にヒットしなかったのかと疑問符が沸いてしまうそんな事を感じる楽曲です。
まとめ
アイドル歌手としては、CM出演していた商品が発売中止になるなどかなり不運が付きまといましたが、現在作詞家として活動していると言うのでいつの日かヒットソングを手掛けることが出来ると良いなと感じてしまいます。
『ファンシーキャル』の発売中止の理由はグリコ森永事件です。1984年5月当時、すべてのグリコ製品が店頭から撤去されました。そして『ファンシーキャル』は復活することがなかったのです。ですから1984年4月までは普通に売ってましたよ。
既にCMの集中放映は終わってましたがw