コーラスグループシュガーを色々な角度から掘り下げていきます。
プロフィール
- グループ名 シュガー
- 活動期間 1981年 – 1987年
- カテゴリー コーラスグループ
- メンバー ミキ、クミ、モーリー
現在。メンバーは何してる?ライブは?「ウェディングベル」の誕生秘話は?
現在グループは解散してその後再結成などは行われていません。メンバーはまず、モーリーについて、ボーカルとベースでリーダーでした。しかし1990年に第一子出産の際常位胎盤早期剥離を起こし、それによる羊水塞栓症で死去しました。何と、29歳という若さでした。もし生きていれば未だに音楽活動をしているのかもしれませんね。
ミキについてはシュガー解散後子供番組出演するなどして音楽活動を続けていましたが、現在は作曲家としても活動中です。
クミは、ソロ活動をした後にデザイン会社Bringの代表取締役として活動しています。流石に音楽に身を置いている人は少なくなっています。メンバーがひとり亡くなっているためライブなどは行えません。
シュガー結成のきっかけは毛利公子さんと長沢久美さんがかりんとうというグループを組んでポプコン14回大会に参加し、特に受賞することはなく終わりました。その後笠松美樹さんを加えてシュガーを結成しました。
グループ名の由来はしおらしくないからシュガーと言うことになりました。ある意味発想の転換という感じがありますね。
シュガーの楽曲『ウェディングベル』はメンバーが作詞作曲に絡んでおらず、古田憲昭氏の作品です。80年代のアニメが好きな人にはお馴染みのクリーミーマミの楽曲「デリケートに好きして」を作った人物としてもお馴染みです。
1980年代には楽曲を量産して、いましたが現在は表舞台に出てくることは殆ど無くて作詞作曲の他は本業を持っており作曲家で世の中に出てくる気はあまりなかったというのが本音だったようです。
因みにその本業はデザイナーの仕事だそうです。
自分では無い別の人と結婚した元恋人の結婚式に出席し、新郎新婦に対する怒りを歌詞に込めた楽曲に仕上がっています。シングル11枚をリリースし、アルバム7枚ベストを含みでリリースしています。
6年間の活動で終止符を打っています。今は結婚に対しても価値観は多様化してしまい結婚するなら金銭も生活も対等にしたいという事が当り前となったため結婚式場に乗り込んでくる行動力がある女性というのもいない感じがあります。
今は逆に男性の方が女々しくて、もし女性に裏切られて結婚でもされたら逆上してストーカーなどになってしまいそうですね。時代と価値観は常に変化しているのでやっぱり昔の歌という感じは否めませんね。
まとめ
時代を彩る歌はいつの時代にも存在します。例えば一昔前にポケベルが流行ったときには「ポケベルが鳴らなくて」という歌もありました。今はスマホ時代になったのでポケベルの存在を知らない人もいるかもしれません。
歌として今の時代に歌っても、ポケベル自体使用している人が限られた業種の人しかいないので通用しなくなりました。今はやっているハッシュタグやリツイート、既読スルーなんて言葉も時代が過ぎれば過去の物になるかもしれません。
一番良い詩というのは時代を超えて聞かれても、色あせない物ですけど恋愛に対するアプローチの仕方や価値観の変動でそれはどうしても叶わない事の方が多いです。しかしながら詩は時代を映す鏡と言われるので、ウエディングベルという曲は説明付きながらも聴いてみて時代を振り返るのも面白いでしょう。
人間が生きるには寿命があって、生きる時間も限られているのでどうしてもその時の時代をみた物しか書くことしか出来ません。だからこそ面白みがあると言えますね。まあ音楽自体もそのうちAIにとって変わられるといわれますが、そうなると人間味がない音楽が世の中に溢れて益々聞いて貰えなくなってしまいそうです。