1980年代中盤から90年代初頭に掛けて番組の司会やラジオパーソナリティーなどを努めて活躍した。GWINKOさんを色々な角度から掘り下げていきます。
プロフィール
- 芸名 GWINKO (本名 美良樹吟呼 )
- 出身地 沖縄県
- カテゴリー 歌手
現在の活動。結婚してる?ライブは?「GWINKO’S CHRISTMAS CAROL」「US」の誕生秘話は?
現在は沖縄に活動拠点を移していますが、歌手として活動しているかについては不明です。結婚しているのかについては、1996年に芸術家の與那覇朝大と結婚。地元沖縄では夫婦の歩みがドキュメンタリー番組として放送される程の絶大な知名度があります。
年の差は何と40歳差、しかし2008年に夫が他界したため現在はどの様な状況かは不明です。特に何処かの事務所などに所属しているわけでは無いのでライブ活動などは行っていません。ただ、サイトではと美良樹吟呼いう名前で女優や講演活動しているとの情報があります。
続いては、GWINKOさんの楽曲「GWINKO’S CHRISTMAS CAROL」「US」について書いて行きます。「GWINKO’S CHRISTMAS CAROL」は1987年にリリースしたファーストアルバム「YESTERDAY TODAY FOREVER」に収録されていた楽曲です。
何と、デビューした年齢が14歳だったと言うから、驚いてしまいます。また、沖縄アクターズスクールの第一号タレントでも有り、安室奈美恵さんやスピードの先輩に当り、当時からアクターズスクールがエンターテイメントを追求していたことが読み取れます。
歌声は知念里奈さんに似ており、楽曲の雰囲気はゴスペル風で有りしっかり自分の歌にしており完成度はとても高いと感じます。アップテンポなChristmassongに仕上がっています。しかしながら、シングル曲ではないのでアルバムを購入しないと聴くことは出来ません。個人的にはシングルカットしてクリスマス時期を見越して10月中旬ぐらいにリリースすれば短期間でもセールスが見込めたのでは無いかと感じてしまいます。
まあ、そのためにはどこかのラジオやテレビCMソングに使って貰えないとヒットする事が難しい時代だったですが、仕掛けても良かったのでは無いかと思います。続いては、「US」この曲はフジテレビが深夜に放送していた音楽番組「ヒットスタジオR&N」のエンディングテーマソングとして起用されていました。
因みに、放送時間は金曜日の深夜なので、夜型のミュージシャンにとっては出演しやすい番組だったようです。個人的にはもう少し続かないかと思ったのですが、1989年から1年間の放送で終了しました。
番組は本家夜ヒットと異なり、出演歌手が自分の持ち歌を歌唱しながら登場、次の歌手にマイクを繋いでいく形でオープニングが進行、それが終わると順番に持ち歌を歌唱すると言った番組構成となっていました。
そして番組のエンディングで、GWINKOさんの歌っているプロモーションビデオが流れて番組は終了する感じだったと思います。
この番組の司会者は古舘伊知郎さんとGWINKO。まあ、この番組というと忌野清志郎さんが組んでいたタイマーズの放送禁止歌歌唱事件が記憶されているかも知れませんが、番組コンセプトとしてはロックとニューミュージックにターゲットを絞った番組でした。
個人的には、この番組でロックバンドARBや歌番組に出演しないバンドやボーカリストを知ることが出来た、マニアックな香りがする音楽番組の印象です。この頃フジテレビは音楽番組をジャンルに特化して切り分ける実験を行っていたと思われ、一般向けは夜のヒットスタジオ、演歌に特化したヒットスタジオ演歌がありました。
このように番組を色々と作って視聴者の反応をみながらダメなら止めても良いという実験を繰り返すことが出来た時代です。そのため色々な音楽番組が立ち上がり終わると言う時代でしたがそれだけマニアックな視聴者層を掴むことが出来ました。
まとめ
個人的にGWINKOさんの印象というと、「ヒットスタジオR&N」のアシスタントと言う事と、シティーハンター91のオープニングテーマソングを担当していた印象しかなくて今はどういう活動をしているのかと思っていました。まあ、沖縄に在住してマイペースの活動のようです。