芸能活動わずか3年で非業の死を遂げた岡田有希子さんを色々な角度から掘り下げて行きます。
プロフィール
- 芸名 岡田有希子(本名 佐藤 佳代)
- 生年月日 1967年8月22日
- 出身地 愛知県一宮市
- 活動期間 1983年~86年
- カテゴリー アイドル、小説家、タレント
歌手としての評価や評判は?「憧れ」「ファーストデイト」「くちびるNetwork」の誕生秘話は?
岡田有希子さんの歌手としての評価は、同時期に活躍したアイドル達の活躍が目覚ましくて、中々活躍する事が出来ない状況にいました。岡田有希子さんがデビューした1983年には現在も芸能界に残っている菊池桃子さんや今や俳優とロックミュージシャンとして活躍する吉川晃司さんなどが鮮烈な輝きを放っており、中々前に出ることは出来ませんでした。
また、アイドルデビューをして本格的歌手活動を開始すると、今度はおにゃん子クラブが鮮烈に登場してきて、岡田有希子さんの前に立ちはだかり、中々ブレイクというところまでには行きませんでした。
そのためアイドルとしてデビューし、オリコンで1位を獲得するまでに2年の歳月を要してしまいました。大抵のアイドルはデビューさせるときから当然ブレイクさせることを目論んでいるため、比較的早期に首位を獲得することが出来ますが、周囲に強敵が多かったためアイドルとして活動は出来ていた物のブレイクするにも時間が掛かったという印象があります。
歌声を聞く限りでは、歌が下手ではなく売り出し戦略をきっちりと立ててライバルの少ないところで勝負が出来ていれば、ブレイクした可能性は高いと感じています。性格的にも岡田有希子さん自身があまり先陣切って目立つタイプではなくどちらかというと二番手タイプの性格だったと言う事から考えても憧れていた芸能界の活動も厳しい状況となった可能性があります。
勿論ファンの間では歌手としての評価は高く、あのままアイドル活動を続けていたらどうなったのかと言う想像の部分でしか語ることは出来ませんが、相当なところまでブレイクする事は出来たのでは無いかと感じています。
続いては岡田有希子さんの楽曲「憧れ」「ファーストデイト」「くちびるNetwork」について書いて行きます。「憧れ」は、作詞・作曲竹内まりやファーストアルバム、シンデレラに収録されている楽曲です。
ある人に憧れを持った女の子の初恋を歌った歌で、歌の収録タイムは2分54秒と少し短めではありますが、その分シンプルに伝えたいことが詰まっているようなイメージを持ちましたしアイドル歌手のイメージ通りの楽曲と言えます。
「ファーストデイト」は岡田有希子さんにとってデビューシングルに当たり、作詞・作曲は竹内まりやさん。竹内まりやさん自身も40周年記念のモア・ベスト&レアリティーズ&カバーズTurntableの中でセルフカバーをしています。
オリコン初登場20位、歌詞の内容は目立たない女の子がデートに誘われて色々と想像してワクワクしたりそわそわしたりする気持ちが描かれています。この曲も何故か2分53秒と短い収録時間となっています。
「くちびるNetwork」作詞は事務所の先輩松田聖子さん、作曲は坂本龍一というあり得ないビッグネームが並んでおり、オリコンで初めての1位をゲットした楽曲です。楽曲はアイドルソングというテイストのアレンジになっています。
化粧品会社のCMソングとなっていたため、恐らくくちびると言うワードが入っているのかもしれません。まあ当時は化粧品のCMソングになればブレイクしたのかと言うと、まあそういう時代ではありませんでしたが、ファンの後押しと作詞作曲者のビッグネームでヒット曲となりました。
まとめ
憧れていた芸能界に入り、活動を開始しましたが、強敵が多くて中々上手く活動できないような感じでした。それでもオリコンでは1位を獲得し歌唱力もその後歌っていけば上手くなっていった可能性はとても高いと思います。