アイドルから大人の歌手になった近藤真彦さんを色々な角度から掘り下げていきます。
プロフィール
- 本名 近藤 真彦
- 生年月日 1964年7月19日
- 出身地 神奈川県 大和市
- カテゴリー 歌手、実業家
- 所属事務所 ジャニーズ事務所
- 活動開始 1977年
現在の活動と歌手としての評価。「ハイティーンブギ」「愚か者」「アンダルシアに憧れて」の誕生秘話は?
現在は、レギュラーで出演しているラジオ。『近藤真彦くるくるマッチ箱』が文化放送で毎週火曜日の21時から21時半まで放送中、その他山梨放送でもネットされています。こちらの放送時間は毎週日曜日の17時~17時半となっています。
この他は、大阪のFM局FMCOCOROにて、『Come on Rockin load』を毎週日曜日17時から18時、この他リピート放送があります。また、バラエティー番組への出演オファーがあれば出演するスタンスで活動しています。
特に、同じ事務所であるジャニーズ事務所の後輩がやっている番組に出演するケースもあり、ファンの方はチェックしておくと、出演も考えられます。また、歌手としての活動は今年デビュー40周年記念でライブツアーを予定していました。
しかし、新型コロナウイルス拡大のため公演を中止または遅延している状態となっています。今のところ決定しているのは、徹子の部屋のライブが2020年11月30日に日本武道館で開催される予定となっており、現在これ以外決まっておりません。
歌手としての評価は、デビュー当時よりも上がったと言えます。ジャニーズ事務所が力をかけて売り出し少年時代から大人と呼ばれる時代になるまで売り続けており、作品も定期的にリリースされ歌手としてのスキルも歌い込むことで上がってきたと言う事かもしれません。
デビューして40年になりますが、今だ2000人クラスのホールで定期的にライブを行えるアーティストパワーがあり、ライブ開催となるとファンが追いかけると言う状態が続いています。
また、作品がリリースされた場合もファンがある程度の枚数を購入してくれるため、アイドル時代はオリコンの上位若しくは首位を獲得することが出来ていました。しかし、年齢が上がるに従って定期的に作品をリリースしてもオリコン上位に入り込む事は難しくなっています。
まあ、時代と共にCDが売れなくなったり、アーティストとして少しアダルトテイストの曲をリリースするといった動きで、セールスがばらけていると言う事も考えられます。しかしながら、デビュー当時から確実に歌唱力は向上しているので歌手としても評価されていることは確かです。
この他レーシングチームを率いて活動も行っており、今年もスーパーフォーミュラーとスーパーGTで参戦しています。
ここからは、近藤真彦さんの楽曲「ハイティーンブギ」「愚か者」「アンダルシアに憧れて」について書いて行きます。「ハイティーンブギ」は7枚目のシングル、作詞、松本隆、作曲山下達郎のコンビで作られた楽曲です。
同タイトルの映画も有り、勿論近藤真彦さん主演作です。この曲が発売前にジャニーズ事務所の合宿所に山下達郎さんが来てこの曲の試聴会とミーティングを行いました。その際少年隊の東山紀之が水割りを作り提供したというエピソードがあります。
また、山下達郎さん自身も作品にはしていませんがライブステージ上でセルフカバーを行っています。
「愚か者」は、当初、萩原健一さんのために書かれましたが、作詞の面で萩原健一さんが気に入らず、すべて書き直したという物で、殆ど萩原健一さんと作曲家の井上堯之さんの2人で作った楽曲となっています。歌の癖が強く、萩原健一節全開の楽曲です。
近藤真彦さん盤は、リリースは1987年1月21日、作詞は伊達直人(伊集院静)、作曲井上堯之、リリース当時は近藤真彦さんには、歌の内容が少し大人過ぎると感じてしまいました。しかしその当時としては持ちうる歌手のスキルをフルに活用し歌いこなしました。
この曲で、第29回日本レコード大賞・大賞、第16回FNS歌謡祭・グランプリを受賞しました。殆どの人に近藤真彦盤の『愚か者』の方が知られており、萩原健一さんのバージョンは殆ど知られていません。
また、この曲の扱いを巡っては純粋なカバーとして捉えて良いのか?それとも両方とも別の楽曲なのかという認識は悩ましいところです。続いては「アンダルシアに憧れて」この曲は現在クロマニオンズの真島昌利さんの楽曲で真島さん自身のソロデビューシングルでもあります。
近藤真彦さんは真島さんのソロシングルリリース後一ヶ月でリリースしており、近藤真彦さんの数あるシングルの中でも少し風変わりな作品となっています。
まとめ
近藤真彦さんを取り上げましたが、事務所の力と本人の努力で歌手としてキャリアを積み挙げてきたというのはよく解ります。今後も歌い続けて行くことになりますので、ファンに求められる限り、ステージに立ち続けて欲しいものです。