1980年代の後半に、ニッポン放送のオールナイトニッポンのパーソナリティーも勤めたことがある片桐麻美さんを色々な角度から掘り下げていきます。
プロフィール
- 氏名 片桐麻美
- 生年月日 1965年7月16日
- 出身地 北海道 旭川市
- カテゴリー シンガーソングライター ラジオパーソナリティー
- 活動開始 1987年
今現在。結婚してる?ライブは?「髪」「言葉がみえる時」の誕生秘話は?
現在は育児に専念すると言う事で表舞台での活動は休止しています。そのため活動状況は不明というのが正しいところです。現在の年齢が50代と言う事と子供が手を離れてくれれば音楽活動再開も考えられますが今のところそのような動きはありません。
子供がいると言うことなので、恐らく結婚という形を取っていると考えて良さそうです。今後もしかしてマスコミの取材を受けるとその辺のプライベートな部分が明らかになる可能性はあります。
ライブについても音楽活動を現在行っていないため、行う予定はありません。音楽活動を再開となれば、何処かで行う可能性があります。
続いては片桐麻美さんの楽曲「髪」「言葉がみえる時」について書いて行きます。「髪」は、片桐麻美さんにとってメジャーデビューシングルでこの曲を皮切りにアーティスト活動をスタートさせていきます。
1987年デビューですが、1984年ヤマハ主催のオーディションポプコンの北海道大会で優勝し、デビューのきっかけを掴みました。第二の中島みゆきと期待されていたようです。
「髪」を聞いてみると、楽曲全体のイメージとしてはメルヘンチックな感じを受けましたが歌っている内容は少し恐怖を感じてしまう物です。好きな男性に振り向いて貰えないので髪を切りました。
というような内容で、現在なら一歩間違えるとストーカーと認識されてしまいそうです。もう一つの側面としては、一途な女性の歌とも言えるわけですが、相手の男性は想われている事を知らない一方通行の恋という歌です。
あみんの『待つわ』みたいな、ミディアムテンポの明るい曲調にすればもっと聞く人が増えたのかもしれないと思いました。自分が少し怖いと感じたのは切り落とされた髪を友達と表現するところです。
まあ、この歌の主人公に思うことは『すっぱりと告白して白黒付けてしまえよ』そして新しい恋へと踏み出せば良いのになと感じました。想いを募らせて頂点に達するとこれだけ想いの募った楽曲に発展するという形ですね。
日常的に恋愛もプライベートも上手くいっている人というのは、細かい日常の機微に気付くことが少ない訳で、逆に上手く行っていない人の方がその辺の機微に気付いて楽曲に仕上げることが出来るわけです。
続いては、「言葉がみえる時」はシングル曲ではなくアルバムのタイトルであり、1991年にリリースされた6枚目のアルバムで、8曲入りでした。当時はエピックソニーと契約しておりリリースされました。
アルバムの曲をYOUTUBEにて1.2曲聴いたのですが、何を歌っているのかをまず感じることが大切であると感じさせてくれるアーティストだなと言う事です。まあ、アーティストには解りやすく歌うタイプと聞いた人に考えさせるタイプの二通りがあって片桐麻美さんは考えさせるタイプに属するアーティストですね。
今だとスピッツとかミスチルみたいな詩を読み解いてそれぞれのリスナーの頭の中でそれぞれの世界観を描かせると言う事になります。まあこのタイプのアーティストの曲を聞いて歌詞の世界を読み解くのもおもしろい音楽の聴き方の一つだと思います。
片桐麻美さんのこのアルバムのことを調べましたが、セールスデータはありませんでした。1991年というと、『SAY YES』とか『どんなときも』等が流行った時期であり、タイアップありきの音楽が花盛りでCDも売れていた時代です。
それを考えると片桐麻美さんはそう言った売れ線音楽とは一線を画したアーティストの一人です。
まとめ
いつ復活をするか解らないアーティストですが今は何が見えていてどんな楽曲が出来るか興味があります。