1990年代に活躍し、形は変化してしまいましたが現在も復活しているRAZZ MA TAZZ(ラズ マ タズ)を色々な角度から掘り下げます。
プロフィール
- バンド名 RAZZ MA TAZZ(ラズ マ タズ)
- 活動開始 1989年
- カテゴリー ポップバンド
現在。メンバーは何してる?復活?「MERRY-GO-ROUND」の誕生秘話は?
2019年1月20日、RAZZ MA TAZZのボーカル阿久延博さんが個人のオフィシャルサイトにて、RAZZ MA TAZZの復活を宣言しました。また、今後RAZZ MA TAZZのオフィシャルサイトから活動方針が発表されるとのことです。
しかしながら、元のメンバーも再集結しての再結成による復活ではなくRAZZ MA TAZZのボーカル阿久延博さんの中でバンドを復活させたいという思いが強くなったためソロプロジェクト的に再復活となるようです。
確かに時が経ちすぎており、バンドメンバーもそれぞれの道を歩んでおり、今更のバンド形態での復活は難しいというのが本当の結論らしいのですが、阿久延博さんの強い想いが勝ったのでしょうね。
どんな楽曲がリリースされるか?はわかりませんが、公式サイトにて東名阪のライブが行われる予定なのは告知されてします。チェックしてみてください。
https://razzmatazz.jp/category/live-schedule/
ソロプロジェクトは基本的に、一人ですので、何をやってもOKというところが最大の利点で、バンドメンバーも自分でライブをやったリレコーディングをする時に決めれば良いので非常に身軽で音楽の表現の幅が広がるという部分がありますし、何よりメンバー間の意見の衝突や軋轢を生むことがないというのが最大の利点です。コーネリアスやZARD、TMレボリューションなど大成功を収めている実績もあるのは確かです。
因みにバンド形態の活動状況は1999年に一度解散している状態でした。個人的に覚えているのは、RAZZ MA TAZZ=もうすぐ売れそうなバンドというイメージがあります。というのも1990年代中盤にラジオ局のBayFMでNEXTブレイクアーティスト並みの猛プッシュを掛けて楽曲をOAしていました。
それ以降、1999年に正式に解散していました。では阿久延博さん以外のメンバーを掘り下げて行きます。まず、Guitarの三木拓次さんは膵臓ガンで他界しました。AcousticGuitarの横山達郎さんは阿久延博さんとrazzというユニットを組んでおり、2008年まで活動をしていましたが現在は活動休止中です。
ベースの入江昌樹さんは、音楽活動終了後は俳優を目指しており、2006年ミズチという映画に出演しましたがその後の活動は明らかになっていません。ドラム三村隆史さんについては音楽活動をしているかどうかも不明です。
続いてはRAZZ MA TAZZの楽曲「MERRY-GO-ROUND」について書いてきます。1996年4月15日にリリースされ、カウントダウンTVのエンディングテーマソングでバンド史上最も売れた曲となっています。
まとめ
復活話には驚いてしまいましたが、音楽はやり続けることで評価される部分はありますね。時折休止、復活、休止、復活を繰り返すミュージシャンはいますが、よほどその時代に人気がないとファンは待っていてはくれないのです。
ファンは移り気で自分のファンのバンドが休んでいるなら他も聞いてみよう、ライブへ行ってみようとなってそのうちそっちの方が良くなって元好きだったミュージシャンはいつか忘れ去られていく物です。
しかし、今回復活するRAZZ MA TAZZは、少しバンド形態とは違いますが、当時やっていた楽曲も演奏されるので、当時ファンだった人は聞いていた時代に戻れるのかもしれませんね。
しかし、バンドメンバーが諸事情により集められなかったというのでソロプロジェクトとなっており、もしバンドメンバーが揃ったならばソロプロジェクトにはなっていないケースもあります。
時代の流れから仕方なく今回の復活をソロプロジェクトにしたようです。今後のソロプロジェクトの動きがとても楽しみではありますね。