小室哲哉さんがプロデュースしたグループの一つ、dosを色々な角度から掘り下げて行きます。
プロフィール
- グループ名 dos
- 活動期間 １９９６年～１９９７年
- カテゴリー ダンスユニット
現在。メンバーは何してる？「Baby baby baby」の誕生秘話は？
現在dosは自然消滅してしまいました。というのもプロデュースをしていた小室哲哉さんがその当時新しいプロデュースを始めてしまい、手が回らなくなって継続が出来なくなってしまったためです。
特に、ここで解散等というアナウンスはされていません。小室哲哉さんなどの現在の状況を鑑みるとユニットの復活の可能性はとても低いと思います。続いては、メンバーは何をしているのかについて書いていきます。
Taeco 本名 西川妙子 芸名 西野妙子 ヴォーカル担当
現在は消息が不明となっています。元々アイドルとしてデビューしてタレント活動をしていました。「ASAYAN」内のオーディション「コムロギャルソン」に応募、dosが自然消滅した後は歌手として活動していた時期もありましたがそれも長くは続かず、芸能活動も徐々に上手く行かなくなったようです。まあどこかで元気に過ごしているのでは無いかと思います。消息をご存じの方がいらっしゃれば教えていただきたいですね。
asami 本名 由野麻美→吉田麻美、ダンス・コーラス担当
dosが自然消滅した後、プロデューサーだった小室哲哉とユニットKiss Destinationを結成しました。しかし、その間に二人は交際しており出来ちゃった婚をしました。しかし、結婚生活は上手く行かずに離婚しました。
2013年にダンスユニット「BLUE MOON BOO」を組んでおり活動していましたがその後の活動は不明となっています。
Kaba 本名 椛島永次 → 樺島一華 ダンス・コーラス担当
dosの在籍時はオネエであることをプロデューサー小室哲哉の意向により隠し通していましたが、ユニットが自然消滅するとオネエキャラを解禁。そして一躍人気を得ました。その後は性転換手術に踏切り、声と性別変更をしています。
現在の本名は樺島一華となっており、オフィシャルフェイスブックが唯一の情報発信媒体となっています。毎日更新されており活動は順調なようです。
小室哲哉氏に持続する意向があれば、いつまでも活動継続できましたが継続する気力が無く自然消滅となり、その後はメンバーそれぞれが新たな人生を歩んでいます。今後メンバーが揃ってパフォーマンスを行う事は無いと思われます。
ここからはdosの楽曲「Baby baby baby」は、デビュー曲に当ります。資生堂「ティセラ」CMソングとして起用されました。どの程度売れたかは不明ですが、当時はTKブームに乗り世間には十分浸透しスマッシュヒットを記録しました。
まとめ
今回は、dosを掘り下げてきましたがある意味メディアミックスの原型であると言えます。グループの出来上がるところまでを視聴者に見せて、デビューまでの期待を煽りCDリリースまでのドキュメンタリーを見せるそんなパターンが上手くはまった形になります。
この形はその後つんくがモー娘。を作る時にも継承されてその課程を見たファンは推しのメンバーを作りファンになっていくという形でモー娘。も世間に浸透しました。因みにこのやり方はラストアイドルにも受け継がれる典型的な手法となっています。
しかしながら、メディアミックスを上手く利用できたのは良いのですが、その後のグループ継続関しては難しいようです。グループの構想は思いついても先が見えないから色々なグループを立ち上げても長続きはしません。
少なくとも小室哲哉氏がグループデビューした後、明確なビジョンを持ってグループやソロアーティストを色々とプロデュースできれば良いのですが、次から次へと思いついて具現化しますが最後まで面倒は見てくれないそれが特徴のような気がします。
そのため現在小室哲哉氏さんが、プロデュースしたアーティストで現在も残っている人達は幾らもいません。個人的なアーティストの力が充分に育たないうちにプロデュースを辞めて離れていくので上手く行く訳がありません。
dosについては、小室哲哉氏とメンバーが恋愛沙汰となりその後もう一人のメンバーが自分の素性を隠さずに自分に正直に生きているところは良いと思います。メンバーが色々なところへと行ってしまい、二度とパフォーマンス出来る状態ではないでしょう。
