1980年代に活躍したシブがき隊を色々な角度から掘り下げて行きます。
プロフィール
- グループ名 シブがき隊
- 活動期間 1982年~1988年
- カテゴリー アイドルユニット
- 解散前所属事務所 ジャニーズ事務所
解散理由。センターはもっくん?やっくん?代表曲「スシ食いねェ!」「NAI・NAI 16」の誕生秘話は?
シブがき隊の解散理由は薬丸裕英さん曰く、チェッカーズ、吉川晃司、少年隊の出現と共にファンがそちらに流れて行きました。そして、シブがき隊のファンも減少、レコードを発売しても売上が上がらずオリコン上位に食い込むことが難しくなりました。
そして、シブがき隊のファンを取った張本人であるチェッカーズと布川と本木が仲良くしていたことでメンバーの仲もぎくしゃくしてしまったと言うのが真相です。しかし、解散をする気は薬丸裕英さん自身はなく特番などでグループに戻ったりして活動を継続すれば良いのではないかと考えて居ましたが、しかし本木と布川の意見は解散と言うことで押し切られて解散を選択しました。
シブがき隊のセンターはもっくん?やっくん?と言う疑問が沸き上がりましたが、当初はもっくんがセンターの立ち位置でしたが、デビュー時のやっくんがセンターとなり、途中でもっくんに戻ったというのが真相です。
この時代にはセンターという意識はあまりファンはなかった時代かもしれません。勿論スタッフやレコード会社はその認識を持ちながら売り出していたのかもしれませんが、誰がセンターを取るかというところに重点を置いたのはハロプロや48グループが出て来てから強く提示されるようになりました。
ここからはシブがき隊の楽曲「スシ食いねェ!」「NAI・NAI 16 」について書いて行きます。
「スシ食いねェ!」が誕生したのは1985年当時日本でもラップが知られ始めた時期であり名古屋のホテルでシブ楽器隊のベースKUZUと共に遊びで作った曲がベースとなっています。
歌詞の元はルームサービスで頼んだすしのメモ用紙がヒントとなっています。ラップなら音程を外すことも無いし、まだ日本では誰もやっていないというところから楽曲制作しました。
元々ライブだけで演奏されていた楽曲でしたが、NHKの「みんなのうた」で起用されると、評判を呼んでヒット曲となりました。紅白歌合戦でも歌唱しシブがき隊の代表曲となりました。
「NAI・NAI 16」はシブがき隊のデビュー曲にあたり、デビュー当日を迎える前にワイドショーなどで歌われていた歌詞とは異なっています。
初回盤には、シリアル・ナンバーが刻印されたカードが封入されていました。ファンの中には未だに持っているという人も居るかもしれません。
まとめ
シブがき隊については、解散後それぞれ良い形で芸能界に残っていると思います。薬丸裕英さんは、解散後、役者をしていましたがタレントに転身しはなまるマーケットで視聴者を掴んで現在も活躍を続けています。
最近は『バイキング』などに出演し、ご意見番的なポジションを担っています。家族にも恵まれており良いパパというイメージも損なってはいません。本木雅弘さんは解散後役者となってバラエティーなどには出演する事はなくなりました。
お茶伊右衛門のCMでお茶の間に存在感を示しましたが、役者としても『おくりびと』等様々な作品に出演。役者としての地位を固めつつあります。また、婿養子であり内田裕也の義理の息子という側面もあります。
布川敏和さんは、解散後も夜遊びが派手で妻であった土屋かおりさんと離婚、その後再婚はしていません。現在白い眼鏡が印象的です。シブがき隊の頃を引き摺っているように見えて少しイタイ感じも受ける事がありますが、元メンバーに何かあったときにメディアの取材が来てしまうので、仕方なくそう見えるのかもしれません。ともあれメディアからは消えずに頑張っています。
一時代を彩ったグループが解散して、メンバーが芸能界に残り続けるのはとても難しい事です。それは個人としてのイメージなどを1から作っていかないとならない、そしてそれが定着するまでかなり時間が掛かってしまうためです。
そのためこの人は生き残ると思った人ほど引退し、別の業界に転身する人も少なくないのが現実です。