スター誕生でデビューを果し、短期間で芸能界から姿を消した水谷絵津子さんを掘り下げて行きます。
プロフィール
- 芸名 水谷絵津子 (本名 関谷 靖子)
- 生年月日 1967年4月18日
- 出身地 大分県 大分市
- カテゴリー アイドル
- 活動開始 1982年~?
現在の活動。結婚してる?子供は?「キラリ・涙」「芽ばえ」の誕生秘話は?
ネット検索を掛けると、現在は芸能界を引退し一般人に戻っています。活動期間は実質2年ほどで、退いて地元の私立高校へ通っていたという話です。芸能界は合わないと何となく本人が感じてしまった結果なのでしょう
因みにデビューは、日本テレビで放送されていたスター誕生の第39回大会で合格しデビューを果しました。因みにキャッチフレーズは、「フルーシィな女の子」でした。ここで、代表的なキャッチフレーズを幾つか紹介しましょう。
①小柳ルミ子 みんなの恋人
②大場久美子 一億人の妹
③井森美幸16歳、まだ誰のものでもありません
④中森明菜「ちょっとエッチな美新人娘」
などがあります。
これはレコード会社と事務所が頭を捻って考え出した物、デビューの際は新人キャンペーンなどを行う時に新しくファンになって貰うために考え出した物、現在はこの手法は使われていません。
現在はSNSなどを使って出てくる人が後を絶たないので、事務所やレコード会社が管理するというスタイルでは無くなったことと、デビューするまでの過程をショーアップすることに比重が置かれるようになったからではないかと思います。
昭和時代の良き風習とでも言うべき事なのでは無いでしょうか?今の時代でも昭和のようなデビューのさせ方をしても逆に昔を知らない世代には新しいなんて言われそうです。さて、話は少し脱線しましたが、水谷絵津子さんに話を戻します。
まず、結婚しているのかについてですがしています。「スター誕生同窓会」が放送された際に明らかになりました。二児の母親となっておりかなりふくよかになっているという話でした。
過去にファンだった人はその時の面影を覚えているので、かなり衝撃的な印象を獲たと思います。それだけ時間は流れてしまっていると言うことです。ましてや芸能界に居続けているわけでもないので致し方ないです。
ここからは、水谷絵津子さんの楽曲「キラリ・涙」「芽ばえ」について書いていきます。「キラリ・涙」は、デビューシングルで作詞・伊藤アキラ、作曲、三木たかしのコンビで製作されました。
楽曲を聴いた感触では、歌声が可愛いというのが印象です。スター誕生でデビューのチャンスを掴んだだけのことはあって歌はまずまずでしょう。しかし、ロングトーンで歌うと少し不安定かなと言う部分が気になりました。
でも、デビュー曲という事を差し引けば合格点では無いかと思います。オリコン最高位90位、売上枚数は1.4万枚でした。続いては「芽ばえ」は、麻丘めぐみさんの楽曲のカバーでした。
デビューシングルで売れなかったので、世間的に有名な楽曲を当ててきたのでしょう。カバー曲を歌うことで売れる可能性があるので、それを狙ったと思います。平成でも森高千里さんが南沙織さんの「17歳」を歌いヒットしてその後今の活動が出来ています。
希に当たることもあるので色々と考えあぐねた挙げ句の選択だったと言えます。これもさほど世間には響きませんでした。レコード3枚、アルバム1枚をリリースしました。シングルはさほど響きませんでしたが、B面は調べてみると作詞に伊達歩(伊集院静)さんが作詞家として参加するなど期待は掛けられていたと思います。
まとめ
今回は水谷絵津子さんを掘り下げてきましたが、世間的にはB級アイドルと言われていますが、個人的には歌声は可愛いしデビューするタイミングさえ間違えなければそこそこ勝負は出来た可能性があります。
今後、表舞台に出てくることは少ないと思います。しかし、当時のファンの人がこんなアイドルがいたと語り継いでいくことが今できる事かもしれません。