イカ天出身者バンドであるマサ子さんを色々な角度から掘り下げます。
プロフィール
- バンド名 マサ子さん
- カテゴリー ニューミュージック
- 活動期間 1986年~1994年
- 所属レコード会社 ナゴムレコード
現在。メンバーは何してる?ライブは?「雨にヌレテモいーや 」の誕生秘話は?
バンドについては、現在作品をリリースしておらず、ライブ活動をしていません。また、メンバーが二人他界しているためオリジナルメンバーでのバンド復活が不可能な状態となってしまいました。
バンドマサ子さんのメンバーについて書いていきます。
ボーカル マユタン(本名 南波摩有子)
マサ子さんの活動を行った後は、イラストレーターや声優として活動を続けています。また、活動形態により、芸名を使い分けているのでオーディエンスが興味を持ったカルチャーによって彼女の芸名は異なるため、同一人物だと気付きにくい状況にあります。
ボーカル サブリナ・ブルネイ (本名 早川早帆子)
1994年に他界、舞台で主演をつとめるなどマルチに活動しました。因みにマユタンの姉です。
ウイカ(ベース)
現在の活動状況は不明です。
カナン(大正琴)
2005年に他界。
ケビ山りよ子(ドラムス)
現在の活動は不明です。
田中ケムマキ(キーボード)
現在の活動状況については不明です。
ライブについては、2019年4月にサブリナブルネイが亡くなって25年を迎えイベントが開催されました。それ以外のバンドとしてのライブ活動をしたと言う情報は特にありません。
ここからは、バンドマサ子さんの楽曲「雨にヌレテモいーや 」について書いて行きます。この曲を聞いた瞬間に思ったことは、何処かで聞いたことがある曲だなと思って聞きましたが、原曲は映画『明日に向かって撃て』の主題歌である『雨に濡れても』を和訳してカバーしたものです。
マサ子さん風に極端なアレンジを施しているため、音楽に詳しい人間しかこの元曲を探り当てることは難しいかもしれませんね。それ位に原曲とかけ離れておりカバーとは気付かない人もいるかもしれないという位の出来です。
因みに近年の洋楽カバーは出来るだけ原曲に近い形で、曲をアレンジし作詞の部分だけ作詞家が書くのが一般的であまり、原曲とかけ離れた物になるというのは少なくなりつつありました。
過去の時代は楽曲の雰囲気はそのままだが、和訳が適当でそのまま日本国内でレコードとして発売されている権利関係が緩い時代もありましたが、インターネットが出来て世界で制作された楽曲でもどこからでもツールさえあれば聞くことが出来る時代になって誤魔化しが効かない時代となったからだと思います。
1989年にIKA-TENレーベルからリリースされたアルバム、『つちのこ男爵』に収録されています。この楽曲がシングルカットされたわけではないため、アルバムを購入するか
2005年にリリースされたベストアルバムを手に入れることで聴くことが出来ます。
まとめ
バンド形態で活動している場合、メンバーが亡くなってしまうと活動は極端に厳しいですね。やはりオリジナルメンバーが揃ってそのバンドなのでパズルのピースが欠けるように揃わなくなるので活動が出来なくなるのは仕方が無いですね。
代わりが効くならバンドの価値があまりないような気がしますし、代わりが効かないからそこに価値が生まれていくと思います。そう考えると亡くなったメンバーを忘れないためにイベントをやり続ける事は素晴らしいことです。
中にはメンバーが他界しても残ったメンバーだけで活動を継続しているバンドもありますがそれもそれでメンバー間の考え方が違うのでファンによっては複雑な思いが去来したり、これはオリジナルのメンバーでは無いのでこれは別物と考える人もいるかもしれません。
それを考えるとマサ子さんはオリジナルメンバーが揃わないので、活動継続が困難になっているという事かもしれません。