現在の活動はどうなっているのか興味を持ち、マルコシアス・バンプを掘り下げます。
プロフィール
- バンド名 マルコシアス・バンプ
- カテゴリー ロックバンド
- 活動開始 1985年
現在。メンバーは何してる?「バラが好き」「オレンジ色の月」の誕生秘話は?
現在は活動休止中、解散を宣言しているわけでは無いので、メンバーの心持ち次第でいつでも活動再開が可能と言うことです。経緯はどの様なことで活動休止になったのかは不明です。
さて、マルコシアス・バンプが追求してきたグラムロックについて書いて行きます。イギリスで発祥した音楽ジャンルの一つ、T-REXやデビットボウイ、等がランドマークとなっており、基本的には奇抜なメイクをしてステージに立ちパフォーマンスを行う事で自分たちの立ち位置を示すスタイルです。
日本では、ロックンロールもジャズもレゲエもごった煮となっているので、ジャンルの判別が難しいところも多いのが悩ましいです。日本でグラムロックに近い物を探そうとしたらシャズナや一風堂などがそれにあたるかもしれません。
ここまでマルコシアス・バンプが表現しようとしたグラムロックについて触れてきましたでは、今メンバーはどの様な活動をしているのかを掘り下げて行きます。
ボーカル 秋間経夫
活動休止を宣言した後、AKIMA&NEOSを経ていくつかの音楽ユニットに参加。新しい音楽を探して模索しているという状況にあるようです。
ギター 鈴木ユタカ
活動休止を宣言した後は、ギターリストとして活動を続けながら音楽学校でギター講師として活動しています。
ベース 佐藤研二
活動休止宣言後は、ローリーや奥田民生などとバンドを組んで音楽活動に没頭した時期もあります。
ドラム 石田光宏
ボーカルの秋間とユニットを組んで活動していますが、活動は不定期であり別バンドCHEAP STARにも参加しています。
ここまではメンバーの現在について触れてきましたが、マルコシアス・バンプの楽曲「バラが好き」「オレンジ色の月」について書いて行きます。オレンジ色の月はメジャーデビューシングルであり作詞作曲は秋間経夫。
自分達が表現できる音楽をその時点で詰め込んだそんなイメージがあります。1990年代と言うこともあり何でもありの時代だったと言うことが言えますね。バラが好きについては2014年に発売したベストアルバムにも収録されています。
イカすバンド天国の出身者であり、当時は土曜日の深夜にちゃんとメジャーレーベルにも所属していないストリートでぶいぶい言わせているバンドが応募してきて演奏するという破天荒なスタイルで土曜の深夜に人気を博した深夜番組でした。
その中で演奏した思い出深い楽曲でした。作詞作曲はボーカルの秋間さんです。
まとめ
日本のロックバンドはある程度売れるためにいったんポップス的な要素を取り入れた楽曲を作り、それで世間に馴染んでから徐々に自分達の色を出していかないとメジャーシーンで売れることは難しいのかもしれません。
何故なら、一般的に受け入れられやすい音楽が聴かれる確率が高いからです。それ以外の音楽はと言うと、狭く深い地下みたいなライブハウスで流行る物です。所謂アンダーグランドとそうで無い物みたいな境界線が自然に引かれてしまいます。グラムロックというジャンルをしっかり明示しても売れ続けるのは至難の業です。
人の趣味嗜好は勝手な物で、ずっと同じ物を着ていると他の物も聴きたくなるこれが当り前の生理みたいな所は有りますよね。だからほとばしる情熱を音楽に込めていてそれをファンが受け止めきれないそんなことが起る可能性もあります。
それと同時に、演奏する側も表現したいことがなくなると言うことがあるのかもしれませんね。そうなると活動休止せざる終えない状況になるのかもしれませんよね。また、マルコシアス・バンプとして表現したいことが見つかれば、活動再開と言うこともあるかもしれません。