80年代に活躍したカブキロックスを色々な角度から掘り下げて行きます。
プロフィール
- バンド名 カブキロックス
- 活動開始 1986年
- カテゴリー ロックバンド
今現在。氏神一番やメンバーは?「お江戸」「虹の都」の誕生秘話は?
カブキロックスというと、過去の人というイメージがあるかもしれません。しかしそれは間違いで実は今も活動を継続しています。シングルは2009年にリリースした大江戸 恋町 華の町 / 御免ね お夏をリリース。
ALBUMは轍~WADACHI~を2005年、映像作品はKABUKIZMをリリースして最後です。しかしながら活動は昨年もライブを行っているので、活動は順調と言うべきでしょうか?
続いては氏神一番を含むメンバーについて掘り下げて行きます。
ボーカル 氏神一番
カブキロックスの創設メンバーで、バンドの中では氏神一番しか結成当時のことを知る人間はおらず、貴重な存在です。また、素顔を晒してドラマ出演をする等バンド以外の活動も積極的に行っています。
バンドデビュー当時は月収1000万円を誇っていましたが、知人に誘われてもつ鍋屋を開店。しかし、開店当日マスコミなどを集めて会見を行ったが肝心のモツが届かずに開店が出来ないまま閉店。2000万円の借金を背負ってしまいました。
西麻布にレストランバーを開店するも、音楽活動も同時に忙しくなりお店に顔を出せなくなり友人に店を任せたが、友人を招いて飲み明かしお店は閉店800万円の借金を背負ってしまいました。この他音楽学校を開校したものの投資会社の社長が死亡またしても上手くいかず借金を背負い正直付いていない一面も覗かせている。
人が良すぎるというのか?そういう人を吸い寄せるパワーを持っているのかはわかりませんが、いずれにしても付いてないそんな感じがしますよね。
ギター 青木秀麻呂
1991年にほかのバンドの活動のため脱退、再び2002年からカブキロックスの活動に参加しました。現在もラブミードゥーというバンドも行っており掛け持ちしています。
ギター 坂本美女丸
2002年に脱退再び13年にバンドに復帰しています。
ベース 湖島武蔵
2006年に加入、Tシャツなどの卓越したデザインセンスも持っており、千原せいじと友人関係にあります。
ドラム 三柴三蔵
2009年加入、現在も在籍しています。
続いてはカブキロックスの楽曲「お江戸」「虹の都」について書いて行きます。お江戸については、沢田研二さんのヒット曲TOKIOの歌詞をお江戸版に変えたある意味で言うとオマージュ的な替え歌です。
元々加瀬邦彦さんの楽曲なので、例えばお江戸版にしたとしてもヒットする事は間違いなくもくろみ通りヒットしました。この曲でカブキロックスの名前を世間に浸透させることが出来ました。
続いては虹の都についてですが、この曲はカブキロックスオリジナル楽曲です。ドラゴンクエスト(アニメ版)のエンディングテーマとして起用されました。27万枚のヒット曲となりました。
まとめ
今回はカブキロックスを取上げました。カブキロックスはグラムロックの部類に入るみたいです。デーモン小暮閣下率いる聖飢魔IIの時も書いたかもしれませんが、グラムロックって取りあえず何かの主義主張を表すときに取る手法の一つで洋楽だとデビットボウイ等が有名です。
日本だと、単なるものまねにしかならないしそんなに強い主義主張があるとは思えないバンドなどが多く、売れるためにやってる設定的な要素がとても強くなるからグラムロックはあまり長く持ちません。
まあ聖飢魔IIの場合は、ある意味設定をしっかりとしているのでインタビュアーが突っ込んでいこうとしてもはねつける強さがあります。それを考えるとカブキロックスはそこまでしっかりと設定を作り込んでいたのかどうかは解りません。
もし出来ていたのならもう少し売れた可能性があります。しかし売れなくなってしまい設定もブレブレで迷走状態にあったようです。今後はどの様になっていくか見ていくのも面白いですよね。