出典:〔amazon〕ゴールデン☆ベスト C-C-Bシングル全曲集
1980年代に、活躍したC-C-Bを今回は掘り下げます。
プロフィール
- バンド名 C-C-B
- 活動年 1982年~1989年 2008年、2015年
- カテゴリー ロックバンド
- レコード会社 ユニバーサル ミュージック
現在。メンバーは何してる?「Romanticが止まらない」 「スクール・ガール」の誕生秘話は?
現在オリジナルメンバーが色々な事情で、揃うことは難しい状況となってしまいました。そのため今後は、C-C-Bが復活することは事実上叶いません。さて、続いてはメンバーについて書いて行きます。
ベース 渡辺英樹
C-C-Bではボーカルの笠さんが目立っていましたが実際のリーダーは渡辺英樹さん。ですが2015年大動脈解離が原因の多臓器不全で死去されてしまいました。
ドラム 笠浩二
当時は珍しかった電子ドラムを使用し、ピンクの髪色がトレードマーク。現在は時折あの人は今みたいな懐かしい人を振り返る番組に出演するなどしています。ブログ、オフィシャルウエブサイトなどを立ち上げています。
Twitterは現在も更新中でどの様な活動をしているのかなどを読み取ることが出来ます。
キーボード 田口智治
近藤真彦さんのバックバンドから、C-C-Bに加入。しかし覚醒剤に手を出して2度の逮捕を受けて現在音楽活動は出来ない状況のようです
現在の活動状況をインターネット上から知ることは出来ません。ただ、今年の8月で執行猶予が開けるため音楽活動を再開することが出来るかもしれません。
ギター 米川英之
C-C-Bは当初脱退してしまった関口誠人さんと二人でギターを担当していました。関口さんが脱退した後は米川さんがギターを担当していました。現在もソロアルバムをリリース、ライブもソロやユニット活動で年間100本を超えるなど精力的な活動をしています。またCMやアーティストの楽曲にも関わっているそうです。
http://hwm7.gyao.ne.jp/h-yonekawa/
ここまではメンバーについて触れてきました。それぞれに音楽活動を行っているなど解散後は各自の道を進んでいるみたいです。
メンバーの動向一覧は下記のサイトからも確認できるようです。
https://www.universal-music.co.jp/ccb/
ここからはC-C-Bの楽曲「Romanticが止まらない」 「スクール・ガール」について書いて行きます。「Romanticが止まらない」はC-C-Bの知名度をがっつり上げてくれた名曲です。
作詞、松本隆 作曲 筒美京平TBSドラマ『毎度お騒がせします』の主題歌として作られた楽曲です。1980年代は、ルックス重視であり楽曲を自分達で作ると言うよりもプロの作家が作った楽曲を歌う形態が流行っていました。
C-C-Bと同じ時期にデビューしたチェッカーズやTUBEなど演奏技術は高いが楽曲制作能力があまり高くなく、しかし、ルックスがアイドルみたいなため取りあえずプロの作家に書かせてデビューさせる形態が当り前でした。
最初ドラマ主題歌の話は一世風靡セピアで話を進めてましたたが、ドラマの内容と歌の感じがミスマッチとなった。そのためC-C-Bに主題歌の話が転がってきたという形でした。この曲が売れなければC-C-Bは解散していた可能性も否定は出来ません。しかし努力の甲斐あってバンド史上最大のヒット曲となりました。
続いてはスクール・ガール。C-C-B4枚目のシングルでヒット曲「Romanticが止まらない」の勢いに乗り、オリコンチャートで6位まで上り詰めました。
まとめ
1980年代は目覚ましい活躍でしたが、やはり年代を重ねるに従ってバンドの勢いもなくなっていったようです。もうオリジナルメンバーでの再結成は叶うことがないというのはやはり残念です。
※ですが、2015年に、解散時にメンバーだった4人が渡辺さんのバースデーライブの企画の一環としてC-C-B名義でライブを行っております(同年6月に渡辺さんが病に倒れなければ、C-C-B名義でライブツアー(サプライズ発表もあるはずだった)を行うはずだったようです)。
しかし、プロの作家が作った曲と自分達のやりたい音楽というのはどうしても合わないところがあるみたいです。それは売れる音楽と売れない音楽が世の中には存在してしまうからです。
彼らはもともと個々のミュージシャン気質を重視していたライブバンドであり、ヒットチャートの変動に重きを置いていなかったようです。メディア露出を減らした≠売れなくなったという見解も一般にあるかと思いますが、ライブやアルバム制作は一層充実したものになっておりました。C-C-B解散後も全員がミュージシャンとして活動を続けていたことがそれらを裏付けておりましょう。
今後のそれぞれのメンバーの活躍に期待しましょう!