1980年代から活躍し、90年代にミュージシャンとしての立ち位置を確立したバブルガムブラザーズを色々な角度から掘り下げていきます。
プロフィール
- グループ名 バブルガムブラザース
- 活動開始 1983年
- カテゴリー ボーカルユニット
- メンバー ブラザートム・ブラザーコーン
- 所属事務所 BGBカンパニー
現在の活動。ライブは?「won’t be long」の誕生秘話は?
現在グループの形はありますが、90年代のようにCDを沢山リリースするような形は取っていません。ブラザートムは、小柳トムと名乗ってお笑い芸人をしており、ピン芸人としてお笑いスター誕生などに出演していました。
現在はFM Nack5でラジオ番組キリン一番搾り One More Pint!を担当しており放送は金曜日の18時から19時です。ブラザーコーンについては2012年に元マネージャーとトラブルになり暴力事件を起こし逮捕。その後略式起訴されて現在に至っています。
ライブについては今年35年を迎えるため8月に目黒のブルースアレイで2デイズライブを行いました。今後のライブ活動についてはまだ発表されていないので解りませんが今後も自分達のペースでライブを開催するかもしれません。
公式サイトもありますので、チェックしていけばライブなどの活動のアナウンスをキャッチできると思います。
バブルガムブラザーズの役割はブラザーコーンが音楽制作担当、ブラザートムがコーラスと賑やかし担当そのような立ち位置です。ブラザーコーンは90年代にはとんねるずなどと一緒に生でダラダラ生かせて等に出演していましたが最近は2人揃って姿を見る機会はとんと減ってしまった気がします。
流石に芸能界の動きは速いという感じがしますよね。今は半年経てばもう売れなくなる時代になりましたから、芸能界のサイクルはとても早いような気がします。ディスコブームが来ているのでもう一度ぐらいバブルガムブラザーズの時代が来そうな予感がありますが、昔みたいにバラエティーには出演できないかもしれません。
続いてはバブルガムブラザーズの楽曲「won’t be long」について書いて行きます。この曲のモチーフは東京高円寺の阿波踊りに着想を得て制作された楽曲で、プロモーションビデオにも阿波踊りのシーンが出てきます。
バブルガムブラザーズにとって10枚目のシングルであり、作詞作曲はブラザーコーン因みにブラザートムは楽曲制作に関わっておらず、レコーディング時もパチンコに興じていたというエピソードがあります。
アイドルグループなんかでも歌に関係のあるメインボーカリストのところは、マイクがONになっていますが、その他のメンバーは歌わないのでOFFになって居てそのままレコーディングしてCDが発売されてしまうケースもあります。
かつてSMAPも中居正広さん抜きでレコーディングを行い、ジャケット撮影時だけ参加したCDシングルがあるようです。このエピソードは石橋貴明さんと中居さんが司会をやっていたうたばんにてトークしていました。
ブラザートムもそのような扱いを受けていたということになりますね。まあ「ウォンビーロング」ってどんな言葉の意味なんだろうと思ってインターネットでググって見たらもうすぐだという意味合いになるようです。
この曲を最初に聴いたときは洋楽じゃないのか?と思う感じがあった。イントロからエンディングまで外した部分はなく、格好いいと無条件に思った物だった。また、この曲で紅白歌合戦にも出演したという棚ぼたラッキーもありました。
ハウンドドッグが当初紅白歌合戦に出場予定でしたが、歌唱曲を巡ってNHKと対立。ハウンドドッグ側はBRIDGE~あの橋をわたるとき~を歌いたいと主張したのにNHKはフォルテシモを要求。交渉は決裂出場辞退となり、その空いた隙間にバブルガムブラザーズが入り込む形でウォンビーロングを歌唱しました。エグザイルがカバーしたこともあり世代を超えての名曲となりました。
そのためバブルガムブラザーズを知らないと言う人でも曲だけは聴いたことがあるという人が多いと思います。
まとめ
今回はバブルガムブラザーズを取上げてきましたが、今後の活動が楽しみなベテラン2人組ですよね。