80年代に一時代を彩った二人組グループ、PSY・Sを取上げます。
プロフィール
- グループ名 PSY・S
- 活動期間 1985年~1996年
- カテゴリー 男女ユニット
現在。メンバーは何してる?解散理由と「Angel Night〜天使のいる場所〜」の誕生秘話は?
1996年に解散して以後は、新たに再結成などの動きを見せることもなくお互いに違う方向で音楽を追究しています。なので新作やライブなどの活動の予定もありません。
続いてはメンバーについて書いて行きます。
ボーカル CHAKA (本名 安則眞実) 出身地 大阪府
PSY・S解散後は、ラジカルポップスのような音楽では無くジャズボーカリストに転身。と言うのも、ユニットとしてデビュー前に大阪のジャズクラブで歌っているときに、スカウトされたので元々ジャズの心得があり、元の音楽フィールドに戻ったと言うことのようです。
3枚のジャズアルバムをリリースし、スイングジャーナルでジャズディスク大賞を受賞し、評価も高いと言うことの証明もされています。洗足音楽大学で講師も勤めています。また英会話講師もやっているようです。
キーボード、ギター、ベース 松浦雅也 出身地 大阪府
音楽的にクオリティがとても高く、PSY・S活動中からグループ以外の音楽制作も積極的に行っていました。ゲーム音楽ではパラッパラッパーの楽曲制作を担当、これにより音楽性が高く評価されて70カ国で楽曲をリリースしました。
現在はSoundCloud上にオフィシャルページを持っており、楽曲を発表しています。
続いては、解散理由についてです。解散理由は直感的解散これは松浦雅也さん自身が雑誌のインタビューで答えています。気になるCHIKAさんのとの仲ですが、プライベートでは一度しか会ったことはなく、殆ど普段も会話をしたことはなかったようです。
じっくり話をしたのは喫茶店で30分程度お茶した程度だそうですから、音楽だけで繋がっていた不思議な二人組ですね。また、その後全く違うフィールドで音楽を続けられているのもお互いの取って良いことだと思いますね。
続いてはPSY・S「Angel Night〜天使のいる場所〜」について掘り下げて行きます。作詞は、CHAKA、作曲は松浦雅也さん。北条司さんの漫画シティーハンターのオープニングテーマソングとして起用されて一気にグループ名が有名になりました。
また、エピックソニー所属のアーティストが主題歌として使われる取り決めがあったようなのでPSY・Sにもそのチャンスが回ってきたと考えて良さそうです。PSY・Sの他にもTMN、小比類巻かおる、等当時若手で活きの良いアーティストが起用されていました。
アニメというのは昔、アニメ専用ソングが制作されアニメが流行らないとその歌も流行らないアニメが終わるとその歌も終わりという運命を辿っていました。しかし、アニメキャッツアイやシティーハンターの頃からアニメの内容に多少合わなくてもアーティストの楽曲が使われるパターンが試されました。
試みとしては成功し、このパターンは現在でも受け継がれスラムダンクと音楽出版ビーイング、コナンとビーイングという感じで、レコード会社とアニメという新しいコラボパターンを生み出してきたようです。
この曲のクオリティーが相当高いようで、中川翔子等にカバーされて居ます。PSY・Sは解散しても楽曲が一人歩きしている感じです。今後シティーハンターの新作が映画公開されるようなのでまた楽曲を使って貰える可能性があります。
まとめ
解散する理由が直感的解散というのは、アーティストらしい理由ですね。一般的な感覚ではとうてい説明が出来ません。しかし本人の中では決着がついているという事らしいのですね。
今後については、直感的再結成はあるかもしれません。何より直感なのでいつ再結成を宣言されるか解りません。それぐらいにいつどうなるかわからない物です。今後の動向を注視した方が良さそうです。