ビーイングと渡辺プロダクションが共同で売り出した2人組デュオKIX’Sを色々な角度から掘り下げます。
プロフィール
- アーティスト名 KIX-S
- 活動開始 1991年
- カテゴリー ロックユニット
- 所属レコード会社 テイチクレコード
- 所属事務所 渡辺プロダクション
現在。浜口司と安宅美春は結婚してる?「また逢える」の誕生秘話は?
KIX-Sは現在解散しました。ユニットとして活動していたのは1999年までと思われます。その後2004年に一度復活しますが、その後継続した活動は行わずそのまま収束していきました。
ボーカルの浜口司は、KIX-S解散後TSUKASAと芸名を改名してミュージカルやソロアーティストとして活動していました。しかし近年はどの様な活動をしているか不明です。結婚しているかどうかについても不明です。
ギターの安宅美春は、ATAKA音楽教室を2005年から運営しています。現在は代表者となって生徒に対する指導教材を製作するなど多忙な日々を過ごしています。ミュージシャンとしての活動は現在は行っていません。
結婚もしており一児の母親でもあります。続いてはKIX-Sの楽曲「また逢える」について書いて行きます。この曲はKIX-Sにとってデビュー曲であり、月9ドラマ「君のためにできること」の挿入歌として起用されました。
因みに主題歌はボーカリストの小野正利さんの楽曲You’re the onlyでした。挿入歌という事もありドラマの盛り上がる良いシーンで良く掛っていたのを憶えています。作詞は浜口司、作曲は安宅美春、編曲 葉山たけしと言う布陣で曲が生み出され現在でもKIX‘S史上最高のオリコン4位を獲得しました。
その後も「愛しすぎてこわい」「もう一度Tenderness」「Lovin’you」等のスマッシュヒットを飛ばして活動を継続していましたが、1997年に音楽出版ビーイングを離脱してグループ名もThe KIX-Sに改名して活動を継続しました。
また、ギターの安宅美春はKIX-Sデビュー前にソロギターリストとしてデビューしておりそのデビューアルバムのプロデューサーがB’zの松本孝弘氏であったことと、B’zがブレイクして間もなくしてKIX-Sがデビューしたために女版B’zと言われてしまいました。
現在ではB’zの楽曲として知られている「孤独のRunaway」は、最初に安宅美春がインスト版としてレコーディングしそれが石原プロモーション制作の刑事ドラマ代表取締役刑事のオープニングで使用され後にB’zのボーカル稲葉さんが歌詞をつけてB’zのミニアルバムMARSに収録されています。
まとめ
今回はKIX-Sを取上げてきましたが、大ヒットソングというのは無いまま活動を終了してしまいました。しかしながら「もう一度Tenderness」は機動戦士Vガンダムのエンディングテーマソングに起用されているため一部ではコアなファンを持っています。
しかしながらグループ活動は思ったように上手くいかなかったようであり、解散状態となってしまったことは実に残念です。特に芸能界はデビューするよりも続けることの方が難しいという印象があります。
デビューが出来ても需要が無い場合には直ぐに売れなくなります。そこから需要を開拓するのは本当に難しいと思います。この時個人的な考え方としてはやはりその時点でグループとして売れ続けていないと復活の目は生まれてきません。
例えば活動休止にしておいて復活したとしても、人の気持ちは移り気なのでその時までその芸能人の事が好きかどうかわからないのです。しかし、少しでも活動をしていると言う情報を発信しておけばファンは戻ってくる可能性があります。
人気運で商売しているのですから、それを上手く捉えて居る人が芸能人として人気者と呼ばれていると言うことになりますね。それを考えるとKIX-Sは今一度復活とかしておけばもう一度活動できるチャンスにも恵まれる可能性があります。
しかし、このまま復活しなければ伝説で終わりそうな気もしますが、本人達はもうやる気は無いのかもしれませんし、時代が許してくれない可能性があります。