1980年代にブレイク期を迎えたFENCE OF DEFENSEを色々な角度から掘り下げていきます。
プロフィール
- バンド名 FENCE OF DEFENSE
- 活動開始 1985年
- カテゴリー ロックバンド
- 所属レコード会社 キングレコード
- 所属事務所 メンバーそれぞれ別所属
現在。メンバーは何してる?ライブは?「MIDNIGHT FLOWER」「SARA」の誕生秘話は?
結成33年を迎えるロックバンド、今年6月にニューアルバムHDⅢX + 写真集をリリースしました。そして6月にライブを開催し今のところ新しいアクションの発表はされていません。
続いてはメンバーについて掘り下げて行きます。まずメンバーは3名で結成以来変動がないということが素晴らしいことだと思います。
新しい動きは公式サイトでチェックしてみて下さい。
ギター・ボーカル 北島健二
FENCE OF DEFENSEの他にも、ソロや他のバンドのメンバーとしても活動をしており、シンガーや作曲家として活躍する、織田哲郎があまりのギターのうまさに、人前でギターを弾くことを辞めてしまったというエピソードがあります。
北島健二本人はこの事実を知っているかいないかは定かでは無いが、聞いた人にそのような感情を抱かせてしまうのは凄いことだと思います。ここまでソロアルバム4枚をリリースしており、3枚目のアルバムワイルドフラワーではその織田哲郎をゲストボーカルとして招いています。
ギターに関してはとにかく新しい物を取り入れていくスタイルを取っています。そのため他のギターリストのようにヴィンテージギターを好んで収集することはなく、常に今出来る新しい物を取り入れていきます。
因みに、今まで参加したバンドはTMN.織田哲郎with9thイメージ、PEARLなどがありそれぞれのミュージシャンに合せた音を出すことが出来る事が証明されています。
公式サイトはこちらです。http://kitajimakenji.jp/index.html
ボーカル・キーボード 西村麻聡
1977年からプロとして活動を開始し、1980年に最初のバンドTONYに参加し解散、その後音楽出版ビーイングに入り、当時ボーカリストだった亜欄知子さんのアルバムプロデュースを行い、その後同グループのアーティストの楽曲に関わりました。
1985年にFENCE OF DEFENSEに参加し、一時FENCE OF DEFENSEの活動を休止するが、その間も音楽家として活動を継続していました。現在もバンドで活動を継続しています。
一応キーボード担当とはなっているがその他にも多数の楽器を熟すことが出来るマルチプレイヤーでもあります。
ドラム 山田わたる
様々なミュージシャンのサポートメンバーをしながら1985年からFENCE OF DEFENSEを結成。ミュージシャンの傍らローディー専門会社を設立し音楽業界を裏方で支える人間を送り込む会社を設立に参加するなど実業家の一面も見せています。
続いてはFENCE OF DEFENSEの楽曲「MIDNIGHT FLOWER」「SARA」について書いて行きます。「SARA」はアニメシティーハンター2のオープニングテーマソングとしてオンエアーされました。
当時はエピックソニーとシティーハンターはコラボレーション状態にあったと思われており、TMNや小比類巻かほる、等がアニメのエンディング・オープニングに使われていました。当時のセールスデータはありませんが、現在でもシティーハンターというとこの「SARA」を上げる人は多いと思います。作詞はFENCE OF DEFENSE 作曲は西村麻聡でした。因みに5枚目のシングルでした。
続いては「MIDNIGHT FLOWER」この曲は4枚目のシングルでこれと言ったセールスデータやエピソードはありませんでした。
まとめ
デビュー33年目で、途中活動休止がありながらもバンドの形態を崩さず活動が継続できたことは凄いことですし、今後もこの形態で活動継続していくと思われます。大抵ここまでのスキルなどがあればお互いの自我がぶつかりバンドは解散したりメンバーチェンジをしたりするのが通例です。
しかしそれがなく活動できていると言うことは、お互いにビジネスパートナーとして割り切ったバンドなのかもしれませんね、そうでなければ続くことは難しかったのでは無いかと考えてしまいます。
最近、長く続けるバンドが多くそれだけ音楽がやれる環境が充実しているのか?と考えてしまいました。
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