1980年代にアイドルとして活動した北岡夢子さんを色々な角度から掘り下げていきます。
プロフィール
- 芸名 北岡 夢子 (本名 中山 貴久子 )
- 生年月日 1971年2月2日
- カテゴリー アイドル
- 活動期間 1988年~2001年
現在の活動。結婚してる?「憧憬」「告白」「IT’S ME」の誕生秘話は?
現在は恐らくではありますが、芸能界を引退しているようです。最後に所属した事務所はオフィス斬で2001年まで所属していましたが現在は所属していません。芸能活動はしていないものの2014年7月8日の『カスペ! 今でもスゴい女性芸能人第2の人生すべて見せますSP』(フジテレビ系)にVTR出演しました。結婚して幸せな家庭を築いていらっしゃるようです。
その他では芸能活動ではありませんが大西結花さんのオフィシャルブログに2020-08-14、全員80年代アイドルでランチと言うタイトルのブログの中で集合写真を撮っており現在も元気で過ごされているようです。
芸能活動を振り返ると、波乱万丈で最初に所属していた事務所サンミュージックのオーディションに合格しました。その時は、事務所一押しアイドルとして売り出す計画でしたが、同じ事務所にいた都はるみの弟子大和さくらが「王将一代小春しぐれ」でヒットしました。
すると、事務所が推しを大和さくらに変更。そのため新人賞が絡んだ賞レースはレコード会社の方針もあり辞退となり、あまり芸能活動は上手くいかない展開となりました。その後事務所も移籍し2001年まで活動していたと思われます。
結婚しているのかについては10歳年下の夫と結婚しており、離婚したという話も聞こえてこないのでそのまま結婚生活を継続している可能性はあります。今後、また、あの人は今みたいな番組に出演する可能性もあります。
その際にどんな生活をしているのかを見るのが楽しみではあります。ここからは北岡夢子さんの楽曲「憧憬」「告白」「IT’S ME」について書いていきます。「憧憬」は、あこがれと読み北岡夢子さんにとってはデビューシングルに当たります。
1988年4月7日リリース売り上げ枚数は約7千枚、作詞・吉元由美、作曲・松宮泰子、編曲萩田光雄のトリオで製作されました。歌声をYouTubeで確認しましたが上手かったと思います。
もし事務所、レコード会社ともに推しが北岡夢子さんならどんな感じの芸能人生を過ごしていたのかと思うと、少しだけ残念です。因みにオリコン初登場65位でした。「告白」は、2枚目のシングルで作詞、真名杏樹、作曲、山梨鐐平、編曲、新川博で製作されました。
オリコン初登場39位、売り上げ約1万枚。楽曲のテイストは清涼感を持っておりアイドルソングというよりもJPOPのテイストも少し持っているように感じました。内容は好きな男の子に告白するか否かで揺れる女の子の気持ちを歌にしたものです。個人的には好きなテイストでした。
「IT’S ME」は、作詞、及川眠子、作曲、後藤次利、編曲、門倉聡のトリオで製作された楽曲。シングルで初めてのタイアップがついた楽曲でNTTコードレステレホン「IT’S-ME」CMソングでした。
8beatの刻みがある楽曲で、ロックテイストです。コードレスフォンの商品名が「IT’S-ME」だったので商品ありきでこの楽曲が製作されたことが推察されます。因みにこの曲が現時点では最後の楽曲です。
作詞は、残酷な天使のテーゼを書いた及川眠子。作曲は80年代数多くのアイドルソングを作曲したことで知られる後藤次利を起用しており、レコード会社もヒットを狙った楽曲ということはわかります。
1990年3月21日にリリースしましたが、オリコンヒットチャートは圏外でした。丁度アイドルが冬の時代に突入しており、売り上げは厳しい時代となりました。CMソングも決まっていたのになぜ売れなかったのかは少し謎が残ります。
まとめ
今回は北岡夢子さんを取り上げてきましたが、芸能人としてもアイドルでデビューしますが、事務所の方針転換で売ってもらえずレコード会社も賞レースは興味がないというところで本人の実力とは関係のなく厳しい時代を芸能人として生きたといえます。
芸能活動の晩年は女優として活動しており、色々な部分で芸能界のいい部分も悪い部分も見てしまったという可能性もあります。